手持のモバイルPCがSurface Go 3だけなのと、
もくもく会でLinux環境で作業をしたかったのでGentooインストールしました。
Windows環境は残しておきたいので、デュアルブートにします。
インストールメディアを起動するまで
Gentooのインストールメディアを起動するまでの手順はこちらを参考にしました。
https://remoteroom.jp/diary/2023-09-03/
USBブートとUEFI画面
USBブート: 音量Downを長押ししたまま電源ON
UEFI画面: 音量Upを長押ししたまま電源ON
Windows11のリカバリイメージを作成
https://support.microsoft.com/ja-jp/surface-recovery-image
ここからリカバリイメージをダウンロードできるのでUSBに書き出しておく。
その際Surface端末のシリアルコードが必要になるので、Surface実機のSurfaceアプリで確認する。
リカバリイメージからWindows11をクリーンインストールと設定
リカバリイメージに問題ないことも確認したいので、
作成したイメージからWindowsもクリーンインストール。
その後、下記の設定をOFFにしていく。
- 高速スタートアップ
- デバイスの暗号化
- セキュアブート(UEFI画面で設定)
最後にGentoo用のストレージ確保のため、
ディスクマネージャーでWindowsが入っているパーティションを縮小する。
Gentoo Install Battle
Gentooインストールメディアを起動する準備ができたので、
USBブートかUEFI画面のブートメディア選択からGentooインストールメディアを選択して起動。
Battle
カーネルインストールまでは通常のGentooインストールと同じでした。
Wifiもキーボードも認識するのでここまで作業に問題なかったです。
カーネルインストール
https://www.youtube.com/watch?v=f9OQxdOk-TM
最初はこちら動画を参考にしたのですが、カーネル起動せず...
動画の方もなぜかブート画面見せてくれないしもしかして起動しない...?
https://github.com/parinzee/linux-surface-overlay/issues/8
こちらのissueを見ると、要はlinux-surfaceのパッチを当ててビルドすれば良いということなので、
Gentoo側のカーネルとパッチのバージョンをできるだけ合わせてパッチを当てつつ、
カーネル設定はReleasesのdebパッケージから取って来た物を使用してビルドしました。
initramfsの作成
参考にした動画と同じようにgenkernelで作成すると起動せず、
dracutで作成すると起動に成功しました。