デスクトップPCとSurface Go 3の音声を同時にヘッドホンへ出力したかったので電子工作の練習にも良さそうだし作ってみました。
スピーカーとヘッドホンの切替をしたいので出力先を変更可能にします。
オペアンプで加算回路を作ればよいということで、下記の記事を参考にブレッドボードで実験して納得のいく動作を確認できたところでKicadで回路図と基板設計をしました。
https://www.zea.jp/audio/schematic/sc_file/026.htm
https://picman.dev/blog/2020/05/04/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%AA%E3%83%9F%E3%82%AD%E3%82%B5%E3%82%92%E8%A9%A6%E4%BD%9C%E3%81%97%E3%81%9F/
https://picman.dev/blog/2020/05/19/%e3%82%aa%e3%83%bc%e3%83%87%e3%82%a3%e3%82%aa%e3%83%9f%e3%82%ad%e3%82%b5%e3%82%92%e6%94%b9%e8%89%af%e3%81%97%e3%81%a6%e3%83%97%e3%83%aa%e3%83%b3%e3%83%88%e5%9f%ba%e6%9d%bf%e3%82%92%e4%bd%9c%e6%88%90/
最終的にはこのような回路になりました。
電源とオペアンプまわりはほとんどPIC MANさんの回路と同じになっています。電源投入時に「ボッ」と鳴ってしまうポップノイズ対策だけ手持ち部品でやりくりしました。
オペアンプの電源を図中Q1のトランジスタを経由するようにして、Q1はC6の470μFのキャパシタに電荷が溜まるまで待つようにしています。
ひとまずこれで基板設計してJLCPCBに発注しました。KiCadの設定はほぼデフォルトのままで大丈夫でした。円安なのもあって、5枚で500円ぐらい、2週間ぐらいで到着。
実装して動作も確認できました。